施工事例で解説!洗面と脱衣室

こんにちは、設計の井原です♪

ヒアリングをさせていただく中で「洗面所と脱衣所を分けたいです」といったご要望を多く伺うので、

今日は洗面コーナーや脱衣所廻りの施工事例を紹介させていただきます。

 

まずは、独立した洗面コーナー

ご家族のためだけでなく、ご来客の方々にもまずは手洗いをしてほしいと思われる方も多くなり、とても増えました。

見られる洗面スペースだからこそ、照明やタイルにもこだわっても素敵です。

 

続いては洗面所とは分けた脱衣スペース

脱衣には、洗濯スペースや可動棚など収納も一緒にするととても使い勝手が良いです。

室内干しができるユーティリティスペースと隣接させて、スロップシンクやアイロン用の固定カウンターもあると便利です。

室内干しには、固定のアイアンパイプハンガーやスポット式のホスクリーンが人気です。

 

実際に洗面所と脱衣所を別々にした場合のメリットとデメリットもお伝えしようと思います。

メリットとしては・・・

・家族が入浴中でも気にせず洗面所を使用できる

・洗面所に湿気がこもらない(洗面の鏡が曇りにくい)

・来客に脱衣スペースを見られない(脱衣所にある衣類収納など見られにくい)

 

これをみると、絶対に分けた方がいいんじゃない?と思うかもしれません。

でも、デメリットもあります。

・面積(スペース)が必要になる

・建具を増やす場合、さらにコストもかかる

・空間が狭く感じる

一番は面積が必要になり、コストも上がる点です。

ただこちらに関しては、脱衣スペースと室内干しを併用させることで、空間を上手に使うことが可能です。

 

ですが、ライフスタイルにより家族の人数は変わります

せっかく建てた数年後に、「こんなに広くいらなかった」「広いため掃除が大変」「コンパクトにまとめた方がよかった」

となる可能性も十分にあるので、十分検討していただきたいなと思います。

 

洗面、洗濯を同じ部屋にして、外干しと部屋(衣類収納)を隣接させると、動線はとても便利です。

 

無駄なスペースも無くなり、トータルで空間を上手に使うことが出来ます。

 

最後に・・・。

「洗面所」は手や顔を洗ったり、身だしなみを整える「パブリック」な空間であり、

「脱衣所」は入浴の際に衣服を着脱する「プライベート」な空間です。

用途が違う空間として分ける必要があるか、一緒にすべきかは、

各ご家庭のライフスタイルによって異なり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

もし間取りなどでご相談などございましたら、お気軽にご相談下さいね♪

 

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